皮膚が赤くなって盛り上がり、魚のうろこ、あるいは雲母状になった銀色っぽいふけの様な皮が、厚ぼったく付着したりぼろぼろ剥がれ落ちたりする病気です。 |
はっきりとは分かっていません。 |
【外的因子】 |
日本で約10万人 |
刺激を受ける部位に出る傾向があるため、関節の外側や、腰、頭の中、手足、陰部、耳の中などに、こういう厚いかさぶたのような白い皮膚が付着して、ふけのようにバラバラ落ちてきます。 |
境界のはっきりした紅斑に、白っぽい皮がついて、独特な外観を呈します。 |
手や足、爪にも異常が出てきます。爪は初め、ピットと呼ばれる、点状のカンオウが見られますが、ひどくなると厚くなり盛り上がって脆くぼろぼろ剥がれるようになってきます。 |
銀色のうろこのように見えるため、中国では「銀鱗病」と呼ばれるそうです。 |
外用療法・内服療法・光線療法などを、単独、あるいは組み合わせて行います。 |
![]() 【外用療法】 |
食事 | 肉類、脂肪分の多い食事は控えましょう。 できるだけ和食に近いものを食べるように心がけると良いと思います。 |
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アルコール・たばこ | 良くありません。避けてください。 |
ストレス | 精神的なストレスで悪化します。 ストレスを溜めないように独自の解消法を見つけて、気分転換できるように心がけてください。 |
風邪 | 感染症にかかると悪化します。 風邪をこじらせないように早めに休養を取って、早く治すようにしましょう。 |
皮膚刺激 | 刺激部位に出てくる事が知られています。 関節部が擦れないように刺激の少ない衣料でゆったりしたものを着るように心がけてください。 肘をついたり、お風呂でごしごし洗うのも良くありません。 |
日光浴 | 日光浴だけでも、乾癬が良くなる事が知られています。冬などは、ガラス越しの光に当たってみましょう。 ただ刺激の強すぎる急激な日焼けは、かえって悪化をする事があるので、徐々に行ってください。 |
入浴 | 皮膚を清潔に保つのも重要です。毎日こまめに入浴をして、汚れを落としましょう。その時ごしごし擦り過ぎないように、皮を無理に剥がさないように、剥がれそうなものだけを丁寧に取り除いてください。 |