メイクアップ

これはきれいに仕上げなければならないものではありますが、同時に皮膚の健康を害するものであってはいけません。
そこで一押しなのが、ミネラルファンデーションです。
ミネラルファンデーションは、皮膚との密着性が良く、崩れにくいのに洗顔フォームで落ちるという事と、紫外線を防御する力が強い事、添加物が一切無い事で非常に優れています。特に肌が敏感な方にはぜひ使って頂きたいです。
まず、化粧品を使うという事はどういう事かについて、書いてみます。
この2つの事を、きちんと分けて考えないと化粧品を上手に使う事はできません。
皆さんは化粧品を使う事で、何か自分がきれいになっていくような夢を持っていませんか?私は健康な肌を保つ事が、きれいな肌へ導くために、一番の近道ではないかと思っています。
健康な肌が一番美しいという事は、村上皮フ科クリニックに通う患者さんたちから、たくさん寄せられる生の声でもあります。
今まで手間もお金もかけて、一生懸命やってきた自分のスキンケアは一体何だったんだろう?こんなに何もしない方がきれいになるなんてびっくりです、という声をよく頂きます。
化粧品を使って本来の自分の肌よりも少しきれいにしたいという場合、それは少し無理をするという事になります。
例えば、皮膚のターンオーバーを早くする、角質を少し取る、美白成分を送り込むなどがそれに当たります。
それは実際にきれいになる事もありますが、よく理解して上手に使わないと、たくさんのトラブルを招く原因にもなるのです。
具体的に書いていきましょう。
健康な肌を保つためのスキンケアというものは、目的が以下の4つに分かれると思います。
洗浄は、大切な皮膚膜をきれいに残したまま汚れを落とす事が大切です。
そういう意味で、化粧をしている時と、化粧をしていない時でおすすめのお化粧品は変わってきます。
まず、化粧をしている時は、化粧をきれいに落とすけれども、皮膚膜をきれいに残す必要があるためクレンジング一体型ソープをおすすめしています。
また化粧をしていない場合にはマイルドな泡タイプの洗浄剤をおすすめしています。
保湿剤もどんなに良いものを選んでも、化粧品は化粧品です。防腐剤が入っているし、乳液やクリームには当然界面活性剤も入ります。したがって化粧品の数は少ないほど良いと思います。
1つで何もかもの役割をできるものをと思うかもしれませんが、実際は保湿剤という物は自分の肌を洗浄した後、皮脂が回復して皮脂膜がきれいにできあがるまでの間、表面を保護して守ってもらうために使っているのですよ。ですから、皮脂膜が洗顔後回復するまでの時間、保湿してくれれば、それで100点なのです。
保湿剤は保湿力が長時間であること、オールインワンであること、成分がシンプルであること等を中心に、数種類の保湿剤を、その人に合うように選んでいきます。
日焼け止めはSPFが20~30で、ノンコメドの処方になっている物をすすめています。
シーン別に使い分ける必要があるので、それぞれに合わせておすすめしています。

これはきれいに仕上げなければならないものではありますが、同時に皮膚の健康を害するものであってはいけません。
そこで一押しなのが、ミネラルファンデーションです。
ミネラルファンデーションは、皮膚との密着性が良く、崩れにくいのに洗顔フォームで落ちるという事と、紫外線を防御する力が強い事、添加物が一切無い事で非常に優れています。特に肌が敏感な方にはぜひ使って頂きたいです。
この他に、少し機能を加えたい場合。つまり…
2.本来の肌より少しきれいにしたい場合です。例えば皮膚を白くしたい、小じわを改善したい、少しハリを持たせたい等といった方には、ハイドロキノン、高濃度ビタミンC、トラネキサム酸、ベータカロチン、レチノールなどを中心とした機能性化粧品を用意しております。
(にきびを良くしたい、というのは私はすすめていません。なぜならにきびは肌の病気であり、化粧品で解決するべきものでは無いからです。化粧品で悪化させている人が多いので、それは指導しますが、良くするためには治療薬を使うべきです。ですから化粧品はそれを妨げないようにするという事が第一目的となります。)
これらは医療機関で使い方の指導・説明を受けながら上手に使う必要があります。
詳しくは来院時にお尋ねください。