脱毛症は何歳から薄くなるかは個人差があり、その程度も様々です。
男性の場合、早い人は18歳前後から脱毛が始まる事もあります。また、30代後半から急激な脱毛が進む事もあり、年齢や進行のスピードにかなり幅があるようです。遺伝のほか、ストレスや偏った食生活、不規則な生活などが続けば、20代、30代前半からでも薄くなります。
主な脱毛症として、円形脱毛症、男性型脱毛症、脂漏性脱毛症(脂漏湿疹)、トリコチロマニア(抜毛症)、薬剤による脱毛症、加齢による脱毛症などが挙げられます。

脱毛症は何歳から薄くなるかは個人差があり、その程度も様々です。
男性の場合、早い人は18歳前後から脱毛が始まる事もあります。また、30代後半から急激な脱毛が進む事もあり、年齢や進行のスピードにかなり幅があるようです。遺伝のほか、ストレスや偏った食生活、不規則な生活などが続けば、20代、30代前半からでも薄くなります。
主な脱毛症として、円形脱毛症、男性型脱毛症、脂漏性脱毛症(脂漏湿疹)、トリコチロマニア(抜毛症)、薬剤による脱毛症、加齢による脱毛症などが挙げられます。

丸い形の脱毛斑が現れます。勢いのある時は周辺を引っ張ると、まだ新たに何本かの髪の毛が抜けたりします。脱毛部の皮膚は、普通の色の時や、少し赤みを帯びたり、萎縮したように見える事があります。

よく見ると、脱毛部の毛根は黒い点状の所と、全く毛の無い抜け落ちたような毛根とが混ざって見えます。点状の部分は、根元から毛が折れた状態の所です。

脱毛部の毛は切れやすく、肉眼で小さな毛が生えてきたように見えても、実際は拡大してみると、このように毛がちぎれたようになっている事があります。こういう毛はこのまま伸びてはいきません。

多発型のものは、たくさんの円形の脱毛斑が頭全体に広がってくる事があります。上のようにかなり広範囲に脱毛斑が広がると全脱毛症にも移行しかねない状態となり、治療にも抵抗性で、治りにくいケースも多いです。

単発で大きさもあまり大きくなければ、3~6ヶ月で、放置しても自然に治る事がほとんどだと言われています。広範囲なもの、繰り返し起こる場合は治りにくいので、治療が必要です。
1度かかると繰り返すケースも多く、再発率は5年で40%くらいです。全脱毛型は、大変長い時間がかかる事も多く、根気強い治療が必要になります。
男性ホルモンが関与していますが、ストレスフルな現在では女性にも起こります。
プロペシア(フィナステリド)、ザガーロ(デュタステリド)の内服はとても効果的ですが、内服できるのは男性だけです。医師が処方指示箋を発行し薬局で自費購入します。
ミノキシジルの外用剤とも併用で相乗効果があります。
加齢に伴って、髪の毛は細くなり徐々に数も減ってきます。これは老化現象として自然なことです。少しでもボリュームを保ち、抜け毛を減らすために、亜鉛やタンパク質、鉄などが不足しているものがないか調べ、食事アドバイスを行います。
髪の毛へのデータの高いコラーゲンペプチド(コラヘノパウダー・ドリンク)を内服したり、育毛剤(ペロバーム)をつけたり、超狭域赤色発光ダイオード(ドライヤー)をあてたり、育毛注射(ヘアフィラー)をしたり各種アドバイスいたします。

コラヘノパウダー・
ドリンク

ペロバーム

ドライヤー

ヘアフィラー(施術)
外用剤
血流を良くする薬
免疫反応を抑制する薬
内服薬
免疫を調整したり血流を良くします
重症の場合に限られますが、副作用が強いため、ほとんど使いません
他の治療法
紫外線によって、免疫反応を抑えます。(広範囲の場合)
レーザーで特定波長の紫外線を照射し局所の免疫を抑制します。レーザー光は輝度が高いため深くまで作用させることができます。
わざとかぶれを起こして刺激し、発毛を促します。広範囲な脱毛症の場合に行う事が多いです。(局所免疫療法)
短期間にステロイドホルモン剤を大量に点滴注射する方法です。入院が必要な治療となるため、限られた施設で行われています。
円形脱毛の根本となる毛に対する免疫を抑える薬です。(免疫を抑えるためリスクもあり、検査をしながら慎重に行います)